
【 スペクテイターシューズのすすめ|FRANCESCO BENIGNO made in italy 】
皆さん、こんにちは。
突然ですが、皆さんはスペクテイターシューズ(Spectator Shoes)という名称はご存知ですか?
スペクテイターとは観戦者・観覧者という意味があり、スポーツを観戦すった時期の紳士たちが、競馬観戦などのときに好んで履いたものと言われています。
今回の News ではイタリアのパティーヌシューズブランドであるフランチェスコべニーニョが手がけるスペクテイターシューズをご紹介します!

6つボタンダブルジャケットにホワイトとブラックのスペクテイターシューズを合わせました。
白い部分は、本来のスペクテイターシューズならではのキャンバス地になっています。これは、屈曲する部分にやわらかい素材を使うことで、歩きやすく機能的になることからこのような仕様に◎
デニム素材のスーツを合わせることで程よいカジュアル感を混ぜ込みながらも、ダブルジャケットとスペクテイターシューズという英国紳士のスタイルを意識してみました!

イタリアの地中海を彷彿させるブルーパティーヌのスペクテイターシューズ。
スペクテイターシューズはコレスポンデントシューズともいい、オックスフォードやセミブローグ、フルブローグなどのデザインが主流です。
カジュアルな印象があるペニーローファーをスペクテイターシューズにしてしまうのもイタリアならではの遊び心なのでしょうか?(笑)
ジャケパンスタイルやチノパン、デニムなど様々なコーディネートに合わせられる汎用性ありな革靴ですね!!

こちらはブラック×ホワイトのペニーローファーモデルです。
カラーリングが変わるだけでもかなり印象が違いますよね。
今度はイタリアンなスタイリングにしてみました!
LAST FLORENS はローファー専用木型で、程よいボリューム感がありながらもつま先にかけてすらりと伸びるノーズがスタイリッシュな足元を演出してくれます。
パティーヌブラックは、職人の手作業によって1足ずつ色付けされていくため、微妙にカラーの雰囲気が異なります。経年変化による表情の変化もパティーヌシューズならではのひと味違ったテイストに!

キャンバス生地とパティーヌで美しく彩られたイタリアンカーフの組み合わせ。
スペクテイターシューズにおける代表的なデザインの1つ、フルブローグです。ブローグとは革に開けられた穴飾りのことで、大小さまざまな穴やギザギザは野外の草に残った雨露を玉のように払うために考えられた機能的装飾◎
100年ほど前に英國で嗜まれていたスペクテイターシューズがイタリアの靴職人の手作業によって1足1足パティーヌシューズとして生まれ変わっていると考えると、文化の垣根を超えた新たな革靴であると言えるのではないでしょうか。
ブリティッシュテイストのイタリア靴、ぜひお楽しみください!!